2016年に日本での過去最高セールスを記録し、ニューモデル攻勢で勢いづくトライアンフ。これは販売強化も要因のひとつで、5月には東京・吉祥寺で旗艦店「トライアンフ東京」をオープン!そのセレモニーで来日したトライアンフ社のCEO、実はバイク好きのアツい男でした!

トライアンフの誇りは、ライダー想いのプレミアム感

1980年初頭にいったん操業を停止したトライアンフは、1990年に復活。その立役者となったのが、投資家だったジョン・ブロアー氏。現在のトライアンフ社の最高経営責任者ニック・ブロアー氏は、その息子である。

Nick Bloor(ニック・ブロアー)/TRIUMPH MOTORCYCLES CEO

98年に入社し、開発、デザイン、マーケティングなど各部署を担当し、2011年に代表に就任。1977年、イギリス生まれの40歳

「トライアンフというブランドが復活したのは、僕が14歳の頃だよ。それまでも、小さい頃からオートバイは身近な存在だったし、中学生の頃も、土曜や休日には工場に行って機械イジリしたり、手伝いなんかをしていたんだ」

初めてバイクに乗ったのは、もう覚えていないくらいのこどもの頃。

「そうだね、何歳かも覚えていないくらい小さい頃さ。それからもずっとオートバイは近くにあったし、近所の野原を乗り回してた。父もその頃は乗っていたしね」
 
70年代、日本車の台頭で世界一の座を追われたトライアンフ。復活してから四半世紀、今では再び世界のトップブランドのひとつにまで持ち直し、快進撃は続いている。

そのブランド戦略を、ニックは『プレミアム感』だと言う。

「ひとつのパーツを作るのに、エンジニアがどれだけアイディアを練って、時間を使って、苦労して
完成させるか、よく知っているんだ。それがプレミアム感だね。構成パーツひとつをジッと眺めると『あぁ、こんな工夫もしてるんだ』って気づく。そのこだわりが、トライアンフの全モデルに行き渡っていると思うよ」

画像: 写真左はCCOのポール・ストラウド氏

写真左はCCOのポール・ストラウド氏

ニックを支えるトライアンフ社のナンバー2、チーフ・コマーシャル・オフィサーのポール・ストラウド氏は言う。「ニックは開発や設計だけでなく、販売や部品調達、品質管理やセールスといった部門まで担当してCEOになった。バイクに対する知識の視野がすごく広いね。トライアンフの良さは、イギリスのクラフツマンシップ、クオリティ、信頼性、何より友だちに見せびらかした時に『ワーオ!』って驚かせるカッコよさだね」

今はボンネビルT120ブラックに乗っているというニックさん。それも、ワークショップで作ってもらったスペシャル・ワンなのだそう。

画像: トライアンフ東京のオープニングセレモニーにて。写真左からトライアンフモーターサイクルズジャパンの野田社長、トライアンフ東京の岩瀬社長、ニック・ブロアーCEO、ポール・ストラウドCOO、アジア&パシフィック リージョナルダイレクターアルセロ・シルバ氏。

トライアンフ東京のオープニングセレモニーにて。写真左からトライアンフモーターサイクルズジャパンの野田社長、トライアンフ東京の岩瀬社長、ニック・ブロアーCEO、ポール・ストラウドCOO、アジア&パシフィック リージョナルダイレクターアルセロ・シルバ氏。

「トライアンフは、ストリートもスポーツも、クラシックも、アドベンチャーもあるけれど、使う人の身になって完成度を高めたいと思っているんだ。一番好きなカテゴリー?今はボンネビルだけれど、僕はみんなが知らないニューモデルのこと、知ってるからね。そっちも気になってしょうがないんだ(笑)」

オートバイ好きに悪い人はいない。作る人に情熱があれば、いい製品はできるのだ。トライアンフの快進撃は、ニックの情熱が出発点なのだ。(文/中村浩史)

This article is a sponsored article by
''.