これまでのボンネビルシリーズのものを踏襲した外観イメージだが、パーツはオールニューなのがストリートツイン。水冷進化で生まれ変わったモダンクラシックシリーズのエントリーモデルの核心に迫る。

歴然とした差のトルク感と素直なハンドリング

ストリートツインのエンジンは新設計の水冷270度ツイン。DOHCからOHCになり、最高出力は10
馬力ほど抑えた55馬力。ただ、その分低中域のトルクアップを狙った味付けになっている。車体もそれに合わせたもの。これらによって、当然ハンドリングも変わっているわけだ。

画像1: 歴然とした差のトルク感と素直なハンドリング

これまでのボンネビルシリーズは865㏄の空冷360度ツインを採用し、フロント17インチタイヤを履くボンネビルと、よりクラシカルなイメージを強調したフロント19インチのT100、フロントに18インチタイヤを履く、カフェレーサーのスラクストンをラインアップしていたが、空冷エンジンから水冷エンジンに世代交代していく第一弾がこのストリートツイン、というわけだろう。

その水冷エンジンのパワーフィーリングだが、まず、静かである。ヘッドまわりからのメカ音やシリンダー、シリンダーフィン周辺からの共鳴音など、あらゆるパートからの雑音が減っている。排気音もまろやかだ。

画像2: 歴然とした差のトルク感と素直なハンドリング

でも、さすがにセールスポイントだけあって、低回転域での粘り、中回転域での力強さには歴然とした差がある。ストリートユースなどで常用する回転域では、これまでより格段にリニアで力強い。吹けが滑らかなので回しやすく、いにしえの、そして先代の「暴れん坊」ツインという印象は一新されている。

これは、いい割り切りだと思う。

どんな使い方にも適応する

画像1: どんな使い方にも適応する

さらに、このストリートツインは18インチのフロントタイヤを履いている。これはスポーティなスラクストン系と同じで、非常に相性がいいサイズだ。19インチ採用の先代T100が醸し出す素直さにプラスして、接地面の広さによる節度、接地力も得られる、ジャストマッチのチョイスだろう。

画像2: どんな使い方にも適応する

ハンドリングは素直で、極低速域でのUターンから、100㎞/h以上でフルバンクするようなコーナリングまでクセがない。適度な節度もあって、ハンドルは軽過ぎず重過ぎず。ハンドルに手を添えるだけで、素直に思い通りのフットワークをする。これはこのシリーズの中でも大きな魅力。扱いやすいエンジンともよくマッチしていると思う。

画像3: どんな使い方にも適応する

いい意味で、走りはどんな使い方にも適応できる優等生。それが伝統のネオクラシックスタイルを手に入れている。加えて、トラクションコントロールなどのライディングアシスト群が充実し
た上、価格にお買い得感まである。

かなり魅力的な1台だ。(宮崎敬一郎)

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